授業後の感想

ここでは,追体験を含めたすべての内容が終わっての感想を掲載します。
長い文は,抜粋しましたが,生徒の書いた言葉そのままで載せました。


   丑久保さんは、もっと生きていたら、もっといろいろなピースを作っていたと思う。
空のピースや音のピースなど・・・。今回作った森のピース、光のピースが丑久保さんの
作りたかった一つになってくれたら、と思う。この光のピースの発した光が、
天国の丑久保さんに届けばいいと感じた。


    鑑賞の時は、みんなの作品が共鳴しあい、僕が実際にふれた「10∞のボール」と
同じような暖かさが感じられてよかった。


    制作は自分の納得いくように作れなかった。でも、並べて鑑賞したら、自分の作品が
きちんと作品の一部になっていた。並べてみるとすごく印象が変わると思った。


   みんなのピースを集めて光をつけたとき、本当に感動した。この美しさは言葉には言い
表せないような美しさだった。丑久保さんが生きていて、光のピースを見て欲しかった。
学年全体でやることは今後そんなにないと思うので、素敵な思い出になった。


   光のピースはずーっと眺めていたくなりました。感動的です!陸、海、森、光のピース
がみんな一つの「心のピース」になればいいな、と思いました。丑久保さん、ありがとうご
ざいました。先生もありがとうございました。


   いろんなボールがあって、個性的で面白かったです。失敗したのも、全体の中に入ると、
そう見えなくなるのが不思議でした。一人一人が気持ちを込めて作ったボール一つ一つが、
大きな一つの固まりになって、この気持ちが丑久保さんに伝わるといいです。


   美術や芸術が作品が、ここまで意味が込められているものとは思わなかった。ただ自分
の作りたいものを作っているだけと思っていたので、一つ一つに作者の思いが込められてい
て感動した。


   丑久保さんの思いや考えと、自分の考えを比べながら作品を作ることができた。海、陸、
光、森がそろうことで、すべてがそろった気がする。


   私たちが作ったものが、一つ一つ思いが違うように、丑久保さんも108の思いを込め
て「10∞のボール」を作ったんだろうな、と思います。丑久保さんのも私たちのもきれい
でした。


   自分たちも、丑久保さんの表現した世界の中に入れたような気がした。


   紙で作るのも大変だったのに、木で200個以上のボールを作った丑久保さんはすごい
と思いました。自分で作って鑑賞してみると、うまくいえないけど、丑久保さんの気持ちが
分かったような気がしました。


   昼間の鑑賞は、何も考えずに置いたのに、全員のボールを集めたら、何かメッセージが
あるような気がした。中央から入った光が、スポットライトのように見えてきたのが不思議
だった。夜は、みんなの作品を集めたとき、お互いに相手を少しずつ引き立たせていて、見
ていて面白かった。私たちの作った140個ほどのボールが、一つ一つ違う顔を持っていて
そんなところが丑久保さんの作品と呼び合ってるのかな、と思った。こんな多くの人にいろ
いろな考えを深めてくれる作品を作った丑久保さんはすごいと思った。


   一つ一つでは、何か物足りないけど、それが集まると、何か力があるものに見えた。